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第九ラウンド…「スパイスピエロ」

いったい前回の挑戦から何ヶ月挑戦していなかったのか。もはや記憶も定かではないが、大沢食堂の戦い以来の久々の辛極。
今回は名前からして高級な街、銀座のカレー店に挑戦してきた。

地下鉄有楽町線の駅から地上に出て、5分ほど歩いたところにそこはあった。
「スパイスピエロ」。このお店が今回の対戦相手だ。
スープカレーがメインのお店で、レッド・グリーン・ブラック・ホワイトという4種のルーを選ぶことができる。それぞれ味に特徴があり、
辛い物好きから苦手な人まで幅広く楽しめるようバリエーションを備えているようだ。人通りも多いせいか、お店はかなりの賑わいよう
である。

実はこのお店自体は一度お邪魔したときがある。ハルジオンさんと東京近辺で遊んでいたとき、ついでに寄っていったのだ。
ハルジオンさんも私が実際辛極にチャレンジしているところを観たいと言ってらっしゃったので、丁度いい機会であった。

その時ももちろん辛いカレーに挑戦したのだが…。なんというか、楽勝すぎたのだ。カレー単品で食べ進められるほどの余裕っぷりで、
これでは記事にしづらいなぁと思い、その時のレポートは見送る事にしたのである。
ちなみにハルジオンさんも好奇心から一口食べたいと申し出てきたので、スプーン1さじほど分けて差し上げた。
一口食べた彼の感想は…


「……菅野さん、俺、アナタが怖いっす


カレーに対してじゃなく私に恐怖を抱いてしまったらしい。こんなもの平気で食ってる私がおかしいと言う訳だ。
最高の褒め言葉だね。
そもそもそんなに辛いのが得意じゃないそうなので、その分過剰に辛く感じたのかも知れないのだけど。


で、そんな楽勝だったお店になぜもう一度来たのかというと、その初回の会計時にこんなことがあったのだ。

やはり辛いものを注文する客は銀座には少ないのだろう、店員さんも驚いた様子だった。
辛くなかったかと訊かれて、美味しくいただきましたと答える私。すると、あちらからこう切り出してきたのだ。


「じゃあ次回はもっと辛いカレーに挑戦してください、20辛とかどうでしょう?」


今まで不思議な目で見られることは多々あったが、むしろあちらからもっと辛い物を提案してくるパターンはこれが初めてだった。
このお店、辛さのレベルに際限がないらしく(一応メニューには6辛が激辛と表記されているが)、客が要望すればどんどんエスカレート
させることができるらしい。その時食べた辛さが10辛だったので、20辛はかなりの飛び級だ。

そんなこと言われちゃったら…カラミストとして受けて立たずにはいられないでしょう?というわけで、その日の提案を真に受けて、
今回はその20辛に挑戦しにきたというわけなのである。


平日だったので客も一際多かったものの、なんとかカウンターに陣取ってさっそく注文。20辛を頼むとやはり店員さんはビックリする。
「20辛ですか?」聞き返されるのも一種の快感だ。いい感じに変態である。


・和牛入りハンバーグのスープカレー(黒スープ) + ライス大盛り + 20辛 = 2080円



ごほあ…ッ!!戦う前からちょっとダメージを受ける!
2080円…これが銀座補正なのか!?と予想外の高額。でも実際のカレー自体は1080円なのである。ライス大盛りで100円プラスに
なったあと、辛味調整の料金が900円もかかるのだ。これは想定外だった…内心冷や汗をかきながらも、対戦相手の登場を待ちわびる。
そして、大仰な器とともにカレーが到着した!



 




スープカレーの器がやたらでかい!スープに比べてなんなのこのでかさ。これが…オシャレということなのか…。
スープカレーの特色であるゴロゴロっとした大きい具が美味そうである。このカレーのメインである和牛ハンバーグの味にも期待したいところ。
ちなみに黒スープは他の3種よりもスパイシーでコクのある味、との事だったので、辛いものを求めるなら、とこのタイプを選んだ。

では…久々の辛極チャレンジ。前回言い忘れた分きっちり宣言して始めるとしよう…!


レッツ・デュエル!!


前回はあまりにも余裕過ぎたのでルー単品でも食べ進められたのだが、今回はなにせその2倍の辛さだ(あくまで数字上での話だが)。
いったいどの程度のものか、まずライスにつけずルーのみを食べる…。


こ……これは…!!










余裕だ。

正直10辛と何が変わったのかわからないぐらいの辛さだ。例のごとくスープだけでもいける。具とライスを交互に食べて、まるで鼻歌交じりに
食べられるような、そんなレベルだ。

しかし、この際特筆すべきなのはもはや辛さではなく、その味だろう。なんとも優しい辛さ。唐辛子特有ののビリっと攻撃的な辛さではなく、ゆったりと
舌の上に広がっていくような、優雅な辛さだ。そんな辛さのおかげか、野菜の甘み、肉のジューシーさが、この程よい辛味によって絶妙に引き立てられている。
真に美味しい辛味とは、己のみならず周りをも引き立てるものなのだ。
なにより印象的だったのはハンバーグ。挽肉一片一片から味を感じられるようなあの旨み。そのハンバーグ自体の質もあるのだろうが、下手な辛味では
この味をかき消してしまっていただろう。ルーと具が上品に絡み合ったこのスープカレー。店の盛況ぶりにも納得できる味だった。
そんなこんなで純粋にカレーの味を堪能しつつ、着実に食べ進める。そして…







完食!!


正直カラミストの高みを目指す挑戦としては、まったくの格下相手であった。しかしいちカレー好きとしてはとても満足のいく晩餐であった。
会計時にはやはり店員さんに「辛く無かったですか?すごいですね…」と驚かれた。その人の記憶では、過去に30辛のカレーを食べた
客がいるという。今度来るときはまた挑戦してくださいと笑顔で送り出されたが…。


果たして、その時の料金はいかほどになってしまうのか…?


美味いには美味いのだが、非常に財布に優しくない挑戦になりそうである。今度来るときは、普通にカレーを楽しもうかな。どうもこのお店の
カレーは、辛さを楽しむタイプではない…そう感じざるを得ない菅野であった。



今回お世話になったスパイスピエロ様の所在地はコチラ
銀座の街中で上品なカレーを食べたいのならば、一度立ち寄ってみてはいかがでしょう。ただし、辛いものを求める際は資金繰りに要注意。




〜現在の成績〜

・20辛 … 制覇!

しかしこの店に際限はない…懐に余裕ができたら再チャレンジ!?